[すい、と一度長剣を消し、胸ポケットのペンを取り出す。 所要時間、約3分。 青年の手にはボウガン。 矢は10本。]……矢まで描かなきゃいけないってのは不便だなぁ。しかも切れたらまた一から書き直しだし。『そりゃぁ、所詮は見習い。仕方ないさ。 漫画の世界だって、最初は弱いとこから始まるだろう?』[返る声を聴きながら、ボウガンを構えた。]