[その日の晩、クレステッドの部屋を訪問する。数回のノックの後に扉は開かれた>>174] はぁい俺俺、ちょっといいよね?[なんの用だと問いただされれば、普段と変わらぬ表情を貼り付け] ほら、景気づけの一杯? ――なんちゃって[部屋の前で話をするつもりは無い、と扉の隙間に体を割入らせ。後ろ手に扉を閉めた所で、ワイングラスを自らの口元へ寄せた。中の液体を飲み込むことはせず、棚の上にグラスを置く。]