人狼物語−薔薇の下国

469 グラムワーグ・サーガ3 〜反撃の嚆矢〜


銀月牙 アイリ

― セミヨン川南岸 ―

[無作為の一撃がどれほどの効果を上げたかは知る由もなく。
ある程度の距離を取った、と判じた所で一度足を止める]

 ……ん。

[居場所を把握するため、周囲を見回した亜麻色はやがて、後にして来た北岸に上がる火の手>>176を捉えた]

 屍を焼きにいったのか?
 ……また、集めないとならないな。

[主の従えるものが減るならば、その材料を集めなければならないだろう]

 良いものは獲れなかったけど。
 ……このままじゃ、帰る事もできないからな。

[幸いにというか、単身突出している娘の周囲は敵ばかり──というか、敵しかいない。
先に生じた苛立ちを発散させる、という意味合いでも。
向かってくるものに容赦するつもりは欠片もなかった。*]

(188) 2017/01/28(Sat) 22:51:32

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