マルコ・クロイツ隊長さんでんな、おおきに。 いやいや、ご面倒はおかけしませんて。 ただ、この先に行かれへんなら、兵隊さん相手に、荷を売り捌けたら上等やなと。[正規兵らしい実直さで名前と保護を口にするクロイツの申し出を丁重に断り、ラバの首を王都方向へ向ける。] 戦は、長引きますかね?[商売への影響を心配する口調で尋ねてみる。短期でケリをつける自信や策はあるのか、反応を伺うために。]