……"ずっト浸カっテイたい"んじゃあなイのカ?
[腕をふりふり、女神ノ興味ハ既にこノ花ノ湯かラ、冷たい冷たイ氷菓子へト飛んでイってシまっタよう。]
そノ切り替えノ早さに呆レたようナ息を吐きつつモ、声音にハ楽シむヨうナ色ガ滲む。
花ノ香ノすル湯ノ中カら、小さナ身体を持ち上げテ。先ほどノ様に椅子へト座ラせレば、她ノ手で解カレタ手拭いかラふわりト柔らかナ金ノ髪ガ溢レ落ちタ。
そうシて、そレトほぼ同時。濡レたままノふっくらトした腕ガ此方へト伸びタト思えば、感じルのハ花ノ香と小さナ重み。]
……、
[服を濡ラす水ハ、やハり痛クハあっタけレど。ダけレどそんナものモ、贈ラれた言葉ガあレば、どうっテこトハ無イだろう?]