[大差ない、と言われ>>184ますますさっぱりだったが、ニコリと笑い小首を傾げたことで完全に思考を止めたことが幼馴染には伝わったことだろう。服はいい、との言葉に階段に向けていた身体をくるりと反転させる。]
そうね、ギィ、背が高いから。
でも、あの子も随分大きくなったのよ?
[自分の然程ない身長から手を伸ばして背の高さを示してみるが、それも自分よりは大きい、といった程度の適当さである。プディングを目にして以降は目を輝かせてプディングに夢中になり]
わぁい♡
いただきます♡
[残しておけ、の言葉は耳に入っているのかいないのか、プディングを一口口に運べば、満足そうに頬を赤らめ子どものように喜ぶ。
───オーブンに入れたロールケーキ生地のことは忘れているようで──]