[本気で悩んでいるが故に、隠しようのない本音を吐露した。ただし誰を疑っているか言及しない点に、真実を知っているが故の限界が出ている。
だから、”でもお前の意見は参考にさせてもらう、今は少しでも考えるきっかけが欲しい。”と答えた。]
[しかしヤコブが次に告げた内容>>182は、椅子から飛び上がりそうになる体を必死に抑えなくてはいけないほど、衝撃的な内容だった。]
(賭け>>131とはそういう意味か!つまり、ヤコブはフリーデルを守っていた守護。)
[外にいたときに聞かされた話を加味すると、もうそうとしか思えない。だがそこには意図的に触れず、口調を保ったまま、うんうんと相槌を打つ。]
あーあるよな、あるある。
もう間違いない、これで鉄板だ!と思っても。それが大きな決断だと、ぐだぐだ間違ってなかったのかって悩んだり。失敗した途端、信じてたのに!もっと疑うべきだわ!って頭かきむしったり。
[大きな町とかでカジノにも顔を出していた男は、そのときの体験を元にヤコブの言い分に共感した。尤も守護の仕事と賭け事では全然内容が違うけれど。]