[ そんな会話をしているうちに、ヴェルザンディの歌が終わり、歓声と拍手が周囲を包んだ。
歌声に励まされた感謝を込めて、青年も拍手を贈る。ミヒャエルは観客の中に友人を見つけたらしく、手を振って声を掛けていた。>>154 ]
氷像?ああ...
[ ミヒャエルの宣伝を聞けば興味深そうに、シメオンに視線を向ける。 ]
シメオン・ジェファーソンて、君か。
何か実行委員の連中が、凄く良いスケッチのお陰で、今年は完成度に自信があるって言ってたから、楽しみだと思ってたんだ。
[ 是非見に行くよ、と、約して、笑みを浮かべた。* ]