――中庭――[響く怒号がどこか遠くに感じるそこは昔に落っこちた井戸の底のように静かに感じた。相変わらず、声は出さずにひしひしと感じる何かに彼の胸を引っ掻いた] こんなところに鷹匠がなんの御用でしょうか? 王宮内は混乱の最中、部外者は簡単に入られては困ります。[彼も何か感じているのか緊張しているのを感じる] ウェルシュ様、お知り合いでございますか? [弟の王子様と鷹匠の会話には緊張感は感じなかった。だから、彼も安心を得たいと主に聞いたのだろう*]