人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


騎士 ヤコブ

[騎士団は、盾の形を保ったままじわじわと押されていく。
外側から削られていくそれは、当初の形に比べればだいぶ小さくなっていた。
一気に瓦解しないのは戦いへ臨む騎士としての誇りゆえ。
そして、今もなお味方を援護しようと駆ける騎馬隊の働きあってこそ。

街の中の守備は、本来置かれていた祈祷師らのほとんどが使い物にならなくなっていた。
魔女の置いたストーンサーバントは既に無く、本隊から別れて向かった歩兵たちも、途中でトロール部隊と交戦しており到着が遅れている。

港の炎上が、街の民らの尽力もあって鎮火に向かっているのが幸いだった]**

(187) 2014/04/03(Thu) 01:24:24

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