[リーザに拳骨を振り下ろすと、痛みにうめいた少女がその場に蹲る>>179。手加減したつもりでも、余裕がなかったせいで少し強くなったのかもしれない。
抱えて離れた場所で下ろし壁にもたれかからせた。あとで避難部屋まで連れて行くつもりで。
その後乱闘が目に入り、食い入るように状況を見ている>>175ものの、ディーターの怒号>>181ではっと我に返る。
なんで俺だふざけんなそもそもてめぇが、とか何とか脳裏に言葉は溢れたものの。
とにかく咄嗟に体が動いた。倒れたシモンを抱えおこし、ディーターの方を見て]
――こんの単細胞のクソバカ!!!お前はヨアヒム見てたんだろうがっ!んなことやったらテメェが死ぬかもってわかんねぇのか!!
[先ほどより大きな声で、思いっきり叫んだ。**]