[ぽろぽろと涙を零しベッドの上、聞こえてきたのは、異物の声か。そういえば、部屋に入る前にも>>1何か聞いたような。それは―――希望には聞こえない声。>>154>>155顔をあげて、はたっとべリアンを見た。唇は震えていただろう] ………のど 、かわいた……[解放。その言葉に神さま。と小さな呟きを織り交ぜる。だが――其れを明かすことはない。まだ羽は背についていた。羽搏き窓を突き破れば出ていくことも可能なのではないかなど、淡く考えるけど、消耗した身はくたぁとしたまま、目を伏せた]