人狼物語−薔薇の下国

381 四君子繚乱


雷華の僕 ルートヴィヒ

 …何事にも、初めてというものは存在するかと。

[フォローが必要だろうか、と口にはして見るものの、しかし主が分からぬルールを己が分かるはずもなく。
他の君子に聞くべきか…などと考えつつも、最終的には主に従う心づもり。

しかし、それでもいくつか確認しておくべきことがあった。]

 敗者は、やはり弑されるものなのでしょうか。

[唐突に投げるにしては、物騒な問い。
しかし、男にとっては至極まっとうな問いであった。
辛うじて疑問を持つことができたのは、四君子と呼ばれる彼らが死ねば、何かと問題があるのではなかろうかと思ったからに過ぎない。
隷属する人間が負けた場合、無事で済むなどとは微塵も考えてはいない。
むしろ、主の身代わりとなって弑されるなどと言われたところで、驚きはしなかっただろう。]

(187) 2015/10/04(Sun) 02:11:31

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