人狼物語−薔薇の下国

272 グロリアス・マギカ・グラマーティオ-スブ・ロサ


中学三年手芸部 シェイ


 …………はぅ。

[一方その頃、少女は囁きに顔全体から湯気が出そうになっていた。
 彼がすごく近くにいるように感じて、嬉しくて気恥ずかしくて、自分から頼んだことなのに、どんな反応をすればいいかわからなくて。
 少年の肩口へ額を押し付け、少年の胸元に置いていた腕をぎゅっと背中へ回した。]

[このまま時間止まってくれないかな……なんて考えていると]

ごす

[と、少年の後頭部へ入る小さな蹴り。]

(186) 2014/11/23(Sun) 08:09:41 (Hollyhock)

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