[何か証拠は無いだろうかと部屋を始めるが何か見つかっただろうか。オットーの手によって隠滅されているとは思っていない。
オットーの事をあっさりと嘘に引っ掛かるお人好しだと信じている。つまり言い換えればアルビンはオットーが人を騙せる訳が無いと思っている。
オットーに嘘を付かれてもアルビンは騙されるかもしれなかった。]
うーん、特に犯人の手かがりになるものは無いな。
そう、獣の仕業なら毛の1本も落ちていそうなのに――、落ちていない。
[そう殺害現場を素人なりに検証しては意見を述べてオットーやヨアヒムに意見を求めたんだったか。]