[背後から、俺も行く、というカークの声が掛かったが>>180、振り返らずに走る。
ダーフィトが…ハダリーが行きそうな場所……。
Nルーム?メイン・サロン?…どこだ。
しかしその時、スノウの鈴の音が聞こえ。
無情にも時間を告げる。]
…っ、まだ分からないんですよ!!
[スノウにあたっても仕方がないが、時間ばかりを告げる様子に、苛立った声をあげてしまう。
まだ、…まだ何も確かめられていないのだ。
……あの優しい音楽の理由も、なにも。
カークを信じていないのではない。
ハダリーは人狼かもしれない。 ……でも。]
スノウ、僕は……
[名を告げる。
時間稼ぎのための、名を。]