― ドルマール神殿 ― ええ、 是非。[今度はカナンがシルキーを神殿の外へと導く。やがて、ゆっくり空に舞いあがる飛行船の下に広がるのは、クレメンスが最期に讃えた美しいこの国の姿だ。碧い森と宵闇迫る空の境目は朧に霞み、天穹にいつしか群れ集う 星。*]