― 氷竜軍・軍営 ―……伝言?[言われた言葉>>177に、きょとり、と淡い紅が瞬く。影竜もきゅぅ? と鳴いて首を傾いだ。正面に回りこんだキアラから伝えられる『伝言』。>>178帰るから、とわざわざ自分に伝える必要があるのは誰か、というのはすぐにわかる。そしてわかるが故に何故、という思いが先に立つ──けれど]