…いや、そうか。君の友か。無事で何よりだった。[謙遜するものでもない、と私は向ける言葉を変える。彼女の言葉から、私は護れたものがあると改めて思うことが出来た。身を削る形となったが、その傷はガートルードの友である者が癒してくれている。支え合っているという実感。忘れかけていたものが蘇ってきた]