[風と土の精霊達が作り上げる螺旋は、妨げなくその威を揮う。
先の水とは何が違うのかと首を傾げるも、視界の端に映った>>74道化師にはたと気付いて]
あ、そういえば…
すみません、大丈夫でしたか?
[元より互いに協力し支え合うが自然とできている勇者達と違い、皆での共闘というのに慣れていない分周囲への気遣いが抜けてしまう。
道化師が巻き込まれるなんてヘマはしないだろうとも思うが、謝罪を述べてから改めて周囲を見遣り]
…やっぱり、適材適所というものですね。
[>>72タイガが編んだ魔力の刃や、>>75魔王の”手”が確実に妖魔達を減らしていくその様に。
自分ではこうは出来ないと、力への畏怖と憧憬を織り交ぜた息を吐いた]