人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


影の軍師 アレクシス

 ふ、私らしくもないですね。

[自嘲気味に唇を歪め、肩を竦めた。
敬愛し巫女姫の為に、全てを捧げると誓ったではないか。
そのための牙も、毒も身につけてきた。
光が光として存在するためには、影が、必要なのだ。
昔を懐かしんで、立ち止まっている時間なんて、自分には無い。]

『マーティン・バウマン様
お久しぶりです。
シュビドにも春はやってきましたか?
きっと暖かいのでしょうね。
学館の皆様はお元気にしていますか。
なんだか手合せをしてくれた時が懐かしくなりますね――――……』

[相変わらず、そんな風に冗長的でとりとめも無い文章を連ねていく。]

(185) 2015/03/07(Sat) 20:04:13

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