[>>178][『絵』ではない、という彼女にじゃあ何を書いているんだと聞くほど興味があるわけでもなく、その時はそんなもんかと聞き流す。][張り詰めた布に色が落とされていく様は肖像画のそれとは違い、そのまま庭の風景をキャンバスに留めているように思えた。きっとそれが自然なんだと思いながら。勧められるままに茶菓子は食う。][返ってきた言葉>>179>>180にこの宮廷画家、馬鹿というわけではなさそうだと印象を付け加える。]……、そうやろな。賢明な答えやな。