― 社前 ―
神魔様は……ご自分のお役目が、辛くはないのですか?
[忘れることが出来ないと口にする相手>>181に、ふと湧いた疑問。
かつてならそう思うことすら恐れ多いと思っただろうけど、眼前の存在が自身が思っていたほどは超然としていなかったから。
長き時を閉ざされた領域にて過ごす存在に、そんな言葉を投げ掛ける]
では、私も私の役目を果たさなくてはなりませんね。
[務めを果たしているだけと言われればそれ以上礼を重ねることはせず、神魔の言葉>>182に頷く。
励ましの言葉には一礼を向けて]
[ローランドの問い掛けやその返しも横で聞きつつ、話が終わる頃にその場を辞する*]