「が、どちらもなれない。というのならば、後援してもらってかまわないかな?少なくとも、他の者より私は"マシ"であると自認している。
国家間友好関係の樹立をした司令官。他国を助けるために王自らが犠牲を払うまで戦い抜いたリンデマンス王の支援があれば心強い」
[今後の未来、連邦のことを見据えたこと。それが今回の会談の真の目的であった]
「とはいえ、国家元首ともなれば、一国の差配だけではない。後継ぎをしっかりつくり平穏に王として引退すれば一人前扱いされそうだが、国家元首ともなれば所属国全部をよりよくしないかぎり、一人前といわれそうにないのが、難点だがな」
[覚悟と役割が大きいということを自覚し、どこか苦笑をにじませながら、考えておいて欲しい。という願いを告げた*]