― 通信:Nルーム ―
よっぽどね、それは……。
少しでも、休めて本当によかったわ。
偶然……ではないわよね、きっと……。
そうね、ありがとう。
[ほぼ記憶がないという言葉>>160には、繭を顰め心配げな顔になるものの、最もだと特に不審思うことはなく。探すのを手伝ってくれる様子には、礼を述べた。]
セルウィン?
ああ、さっきまではここに居たわよ。
自室で痣について調べてくれるって言ってたけど……。
[通信を始めると前に、このNルームで話していた青い髪の男との会話>>164を思い出しながら告げる。
すでに、セルウィンがソマリのすぐ近くに居るとは知らずに。>>165]
ううん。迷惑なんてかけられてないわ。
ソマリが今、元気ならそれでいいもの。
ええ、ありがとう。
無理はしないように気をつけます。
[謝りながらも、さりげなく忠告してくる彼の優しさに、クスクスと笑って。
その心遣いに礼を言い、ちょっとだけ軽口を叩いて。
マーティンを探すために、通信を切ったのだった。*]