人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


上級将校 サシャ

― 回想・オプティモへの船中 ―

[ 今こうしてスルジエを離れ、嘗て口にした願いに直進するような道を歩んでいる。
 嘗て口にした、たった一つの願い事。
 その一つの為に結果として、スルジエで持っていたもののほぼ全てを失っている。
 まるで嘗ての願いと引き換えにしたように。代価であるかのように。

 これは――偶然だろうか。]

( 仮にまだ、あの願いに代価が足りていないのだとすれば、)

[ 自分があの望みに対して更に支払うべきものは、果たしてなんであろうか。*]

(184) 2015/03/13(Fri) 01:28:24

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