―サクソー川:橋の北側―
そうかい。
ツェーザル・ガーウィンか。
………良い名前だ。
[>>163 掌を傷つけてもなお、誇らしげに笑う姿。
その微笑ましい様子が、羨ましくも想う。
それだけで彼等にある絆を、はっきりと知ることが出来るから。
本当に、喪うのが惜しい。
と同時に、これほどの好敵手と武器を交わすことが出来る幸運に感謝する。]
なァ、ツェーザル!クレステッド!
お前さんたち、纏めて儂らの軍に入っちまえよ!
[クレステッドと剣を交えながらも、冗談半分本気半分の勧誘の言葉を投げかける。
もし今直ぐに此方へ寝返ってくれるというならば、マーティンはまるごと受け入れてしまうだろう。]