……ちぇ。[剣の向こうに見える笑み。あ、ダメだこれ、と。思ったのは傷の痛みか他の理由か]負けたくなかったんだけど、なー。届かなかったかぁ。[ぼやくように言いつつ、上げようとしていた刃を下ろす。翠の光が散って、双剣は正八面体の結晶へと形を変えた。*]