[幻惑の花が喰われたり、鳴蛇がジークムントを喰らわんと迫った折には集中が途切れそうになったが、>>143>>146それもかの蒼龍神の口端に笑みが乗っているのを見ればどうにか堪えるに至った。清らな水沸き上がり鳴蛇の翼を打ち、神将との攻防の末にその喉首が曝されれば、>>150>>152]――――… 招来 “木蘭”![術の発動を促す声をあげて左の手を振り下ろす。地面に刺した槍を起点、鳴蛇の喉首を終点として、紫色と白の花が風に舞うように咲き乱れ鳴蛇を切り裂いていった]