― →炭焼き小屋 ―[どれだけ時間が経った頃か。黒馬は何も指示せずとも森を駆け、炭焼き小屋まで私を運んだ] お前は賢いな…。 お前と、ジーク殿に感謝しなければ。[騎乗したまま黒馬の首を撫でる。そうしながら瞳は白に覆われる空を見上げた]