[ Nルームまで着けたのならば 流石に中までは 襲ってこないだろう (…と信じたいものだ!) 銀色の繭についた小さな羊の刻印 に軽く手を添えて起動させると 医療モードへ。 背中の金髪の眠り姫をそっと コクーンの中に横たえる ] 珍しい種、育てるんでしょう? 約束、だからね?[ 果物なんていらない だから生きて、と。 可愛い同僚の頬をそっと 撫でると、コクーンの蓋を閉じた ]