[辺りを見回せば、カークは皆の様子を見て的確に指示を飛ばしていたし、トールもこの状況や銃の扱いに慣れてきたように見える。>>178
そして何より目を惹いたのは]
すげえな…
[思わず、少し右側――誰もいない場所に向かって、いつものひとり言。
先程話をした、まだ名前も知らない女性が手にしているのは、刀身が煌めく、一風変わった造りのソード。>>149
ニホントウ、という名前は知らないが、それなりに重みがあるものだろう。
決して大柄ではないその体躯で、無駄のない動きで力強くドロイドを屠る剣捌きを目にすれば。>>165
先程自分が彼女にかけた言葉は、ある意味杞憂だったかと、思わなくもない。>>95]