……もし、諍いになったら、あの人も出てくるのかな。[ふ、と思い出すのは以前、山中で見かけた兵を率いる長身の人の事。学館に通うより前、山中で何かやっている連中がいる、という話に興味を持って近づいた事が一度だけあるのだが] そういう形では、会いたくないよなぁ、プルウィア。[ため息混じりにぽつり、と零した呟きに同意するように、白の小猿はきぃ、と鳴いた。*]