人狼物語−薔薇の下国

144 クルースニク、襲来!


野茨公 ギィ

― バルコニー ―

[目の前の戦いと、前庭と、城内の動きと。
様々に神経を張り巡らせながら、ふと思い出すのは過去の情景。
狼たちを連れて弟と共に狩りへ出かけたあのときのこと。>>0:172

月と、蛍と、萌緑の髪の色と。
断片が記憶からはらはらと舞い降りて、降り積もる。

水辺にやすらう銀の狼。
抱き着いているひとの子。>>0:224
ああ、そうだ。―――どこかに、同族の気配がした。]

(184) 2014/02/19(Wed) 22:13:26

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