ー朝、村の道端ー
ラーメンセットぉ!
…おうふ、夢かい…
[がばりと体を起こす。昨日は結局野宿。あのお屋敷の前で使用人らしき男に散々疑われ、ようやく開放されたのは随分と夜更けのこと。>>138
村に戻った時には宿はもうしまっているし、そもそも何泊も出来るような持ち合わせもないし、適当な軒下でそのまま寝た。慣れている]
昨日のジュリエットさんはどうしてるかね。
[思い出されるのは、屋敷で見かけた人影。>>126>>137
不思議と目が離せなかった理由なら、自分でも気づいている。
…少し、似ていたから。
この村にいれば、いずれ話せることもあるだろうか]
どこ行こうかなあ。やっぱり情報集めかな。人が集まったり、そんな場所。
…本当にラーメン食べたくなってきた。
[とはいえ、さしてあてもなく、荷物を抱えて歩き出した]