[ 思わぬところ>>164から、気づかいの声が聞こえ、 ユーリエは傍について居てくれる神子をじっと見る。 神の剣であるクルースニクたち。 心強くはあるが、研ぎ澄まされた彼らは、どこか怖い。 聖堂にある天使画の中のひとつ、怒れる天使のように。 ……だが、この少年は違う。 自分と同じ空気を感じる。 ] 大丈夫。[ すこし、びっくりしただけだから。 ]