……海は、何もない。 何もないが、太陽が海面に触れる瞬間だけは 好きだった……。 海と空の青が、境界線が消えて1つになる。 夜と昼の境、不思議で綺麗な光景だった。[あんたの蒼い瞳も、境目の太陽の前では同じ綺麗な色に染まるのだろうかとじっと見下ろし]