ありがとな![先ずは、最後まで自分に着いてきてくれた礼。俺は彼と共に魔女になることは出来なかったけど。真理が合格出来たのだから、それでいいと心には決めていた。] ……いや、魔女だった先生のこと、 忘れないで居てくれたら嬉しいかなって、さ。[しかし、やはり強がれない。弱音代わりに出てくるのは小さな頼み事。覚えていて貰えるのは幸せなことだと、ヒヨコになってまで、親父が教えてくれたから。共に溢れそうな涙はぐっと堪える。]