人狼物語−薔薇の下国

541 グラムワーグ・サーガ 5 〜呪歌、今まさに絶えんとする時


皇帝 ファミル

― 2年後・森の中 ―

[初仕事は、あっさりと片が付いた。
立っているのは5人だけ。もちろんすべて仲間たちだ。
森の狼たちは、しばらく大宴会だろう。

敵の沈黙を確認して一息ついた時、尋常ならざる気配を感じて振り向いた。
仲間たちが一斉に武器を構える。
だが、掛けられた声には心当たりがあった。]


  ……死神か?
  なにをしに来た。
  私を刈りにきたか。


[視線が相手の肩の上に行ってから、左脇に降りる。
淡々とした物言いだが、本気で思っているわけではなくて、当人的には冗談のつもりだ。]

(183) 2020/11/28(Sat) 22:18:36 (nekomichi)

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby