まーあ?
友人とか言ってたクセに、疑ってたオレには言われたくないだろうけどね。
[あの時もっと信じられれば、と思っても時間は戻らない。
どれほど、フィオンを信じられなかったことを悔やんだとしても。時の流れには逆らえない。]
あー、でも今からでも遅くはないか、な?
[まだ、一人友人は残ってるから。
償いじゃないけど、エレオを信じれば。多少は変わることはできるのだろうか。
ふう、と1つ息を吐く。
どちらにせよ銃を取りに行くために、店に一度戻らなきゃか。]
……じゃあね、フィオン。
[それだけ言うと男はNルームを後にし、自分の店へと向かう。]