人狼物語−薔薇の下国

489 グラムワーグ・サーガ4


空賊殿下 ダーフィト

[アデルが率いる天使の一軍に、混成の機動兵器が一斉に攻撃を開始する。
入り交じる飛翔音は、それだけでも静謐を好む天使の神経を逆撫でしそうなほどだ。

その隙に、移動を開始していたことが、ダーフィトにとって幸運に働く。
光の槍が艦橋を両断したのを見たのは、マストに結ばれた格子状の縄網の途中からであった。]


  冷や汗ものだな…


[残りを俊敏に上り切って、メインマストの見張り台に立つ。]

(183) 2017/11/07(Tue) 21:57:28

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