人狼物語−薔薇の下国

407 ルー・ガルー戦記 9 〜ラモーラル辺境戦


辺境伯嗣子 オクタヴィアス

[駆け寄り、上半身を抱え上げてみるが、腕も頭も力なく垂れ下がっている。
顔を見れば蒼白く、口元には喀血の跡。
右の脇には矢が深く突き刺さっており、それが致命傷であることは一目瞭然だった]

[通路にあった血痕はこれか、と瞳を伏す兵に、どうする、と問う声がかかる。
主は必ず連れ戻せと言った。
けれど、これでは]

[僅かな思案の後、一人を伝令として主の下へと走らせた。
兵は残りの3人と共に、主の願いを叶えるべく、ガートルードの躯を運ぶ*]

(183) 2016/02/18(Thu) 00:57:00

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