人狼物語−薔薇の下国

489 グラムワーグ・サーガ4


告死の影翼 シメオン

[ぐるりと周囲を見回す。
箱船に伸し掛かっていた艦は高度を上げて離れて行く。

追って制裁を与えるべきかとも思うが、この暴挙への裁きは天の名の下に行うが相応しかろう、と思うが故にそれを選ぶ事はなく]

 ……よく、務められたな。

[ふわり、月白色の翼を羽ばたかせ、近づくのは箱舟の舳先に見える姿。>>164]

 導き手の奇跡の業。
 この、告死の影翼シメオン・シュネーグレックヒェンがしかと見届けた。

[向けるのは労いの言の葉と、これまでは正式に名乗る事のなかった自らの名。*]

(183) 2017/11/05(Sun) 21:27:02

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