― 青紫が消えたのち ― ……先生の、中に。[>>182問いに、会澤の胸をゆっくりと指す。][直接でないにせよ、教え子だった彼女を手にかけた会澤は、今何を思っているのか。 完全に理解できない事がもどかしい。 その瞬間を、間近で見ていたというのに。] …………せんせい。[咄嗟に指先が動いた。 拒まれなければ、少しの間だけでも、会澤の手を握るつもりで*]