人狼物語−薔薇の下国

208 守護天使は暗闘する


天使 シェットラント

[ 遠く近く、交わされることばの、どれにも同じ無垢な視線をのみ向けて、頷くことも、首を振ることもなく、蒼天を巡る天使の視界に、やがていと高き尖塔の姿が映る>>137 ]

[ そうして、陽炎の如き薄羽根を震わせ、宝玉の涙を零す天使の姿も ]

ハレルヤ

[ 声無き天使に向かい、生まれたての天使は声に出して、か細い両の腕を差し伸べる。

白い指先に、トパーズの煌めきが転がり弾けた ]

(183) 2014/06/20(Fri) 23:01:06

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