[扉が開く音に気付き、書類に向けていた視線を上げて。] あー……。[老けたなの第一声には、笑って見せた。] そっちは詐欺ですか。 なんだよ、その顔。昔とまったく変わってないじゃないですか。下手すると俺の方が年上に見えるんじゃないです?[どっかの誰かと偶然にも同じ単語を口にした。]