― 通信前:Nルーム ―
ええ、ありがとう。
状況が状況だから、少しナーバスに
なっているのかもしれないわね。
あら、そうなの?
……ええきっと、話が合ったと思うわ。
だって言ってたもの『不可能』はないって。
[ ――この世界にはね、不可能なことなど何もないのだよ、きみ。
と、彼の真似をして>>3:350、少し尊大に言ってみようか。
先生好きそうでしょう?と、にこりと笑って。
痣については分からないという彼には、それも仕方ないかと頷きながら、それでもわずかな手掛かりをと、見解を聞くことにする。]
医学的な立場に立ってみても、
見たことのないものなのね……。
……そうよね、偶然にしては、出来過ぎてるわ。
それに、二人とも面識があるけれど……
前に会ったときには無かったと思うのよね。
入れ墨だったとして……
亡くなると浮かび上がる
……なんてことあるのかしら?
[お互いに首を傾げながら>>163、セルウィンが後で調べるといってくれたので、ひとまず切り上げることにした。]