[放った闇はエルフたちの紡いだ呪により、その威力を減じられ。躊躇う事無く刃を集中させた先──強き光はその身を挺した男の動き>>179で護られる] ……さすがに、一筋縄じゃ行かねぇか……。[小さく呟き、再度魔力を集中させるが。警戒の視線>>181は向けられど、即時攻撃が来る様子はない] ……どこまで。[甘いんだよ、と小さく吐き捨てつつ、魔力を手繰る。高まる魔力を示す煌きは、深い天鵞絨と、濃い血色。昏き闇の気配をはきと感じさせるいろに照らされ、肩に掴まる真白がきゅう、と鳴いた。*]