― 執務室(シロウとベリアン)>>73 ―なるほど……。[ゲオルグの話を聞き終わると、大きく頷き]頭を下げるな、という進言は受け入れよう。だが、ゲオルグ大佐。佐官を……将官まで勤め上げられた貴官を、護衛任務につかせるわけにはいかない。国の為というのなら、それこそもっと大きな場所での働きを期待している。[そう告げると、大柄で自分より年上の部下の肩をぽんと叩いた]