『あのね、でも――…』うん。ボクらヨセフにごめんなさいしなきゃいけないんだ。 『シラーの都が落ちた時にね』ボクらはロヴィンたちと一緒に逃げようとしたんだけど――… 『途中ではぐれてしまったの』[声のトーン落とし、二人揃って長耳をしゅんと下げる*]